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ヤキモチパーマン


上空でまたも口げんかをしている1号と3号 おたがい悪口を言い合い最後には
1号「イーだ!」
3号「べーだ!」
とそれぞれ自宅に帰っていく 1号は自宅につくとコピーにパー子の悪口を並べ立てる
1号「あのでしゃばりの お転婆の ヒステリー!」
コピー「また 喧嘩したの〜?」
あきれ顔でいうコピーに1号はなおも まくしたてる 今日はかなりの大喧嘩だったらしい
1号「あんな奴 絶対 お嫁の貰いてがないにきまってる そ〜さ恋人も出来ないさ」
と歯をむき出して言う1号
コピー「そうかな この間 カバ夫とサブがパー子さんになんかプレゼントしてたよ」
1号「ふん カバ夫とサブなんて!」
と、とりあわない1号 腕を組んでそっぽを向く
コピー「ふーん じゃあ誰とだったらいいのさ」
1号「そ〜だな せめて社六くらいかな あはは へ理屈屋なんてパー子にぴったり」
と翌日2号に 呼び出されて帰ってくる途中 眼下にパー子の手を握っている社六を
みかける1号 パー子はニッコリしながら返事をしている
1号「ふん」
と家に帰る1号 コピーとパーヤンが部屋でジュースを飲んでいる
1号「あ、パーヤン」
パーヤン「お邪魔さしてもらってま」
1号「コピー ボクのジュース持って来てよ」
コピー「うん あ、パーヤン さっきの話ししてあげてよ」
と階段を下りて行きながらコピーが言う
パーヤン「いや、ここに来る途中で パー子はんを隣町でみかけましてん」
1号「ふーん お転婆パー子ね」
しらーっとしながらいう1号に パーヤンが言う
パーヤン「それが 出来杉くんの家から出てて来たんやで〜」
1号「出来杉って、、、あのミッちゃん達がよくウワサしてる」
パーヤン「そや その出来杉太郎や 仲良さそうにしてはったな〜」
隣町に住んでいる 出来杉太郎は、ルックスも性格も頭もいい まさに出来すぎな少年だ。
隣町のミツ夫の学校でも彼の名前が女の子から出ない日はない まさにアイドル
そんな少年とパー子が仲良くしてるなんて・・・ 翌日 学校ではそのウワサでもちきりだった。
女子A「ね〜 ショックよ〜」
女子B「そ〜よね でもパー子さんじゃ仕方ないかも」
女子C「うん なんせスーパーガールだもんね〜」
ミチ子「ホント?ホントにあの2人 仲良さそうだった?」
ミチ子が級友に 訪ねる 妙に元気だ 無理もなかろう 1号をめぐって火花をちらしていたパー子が出来杉くんとカップルになれば あとはめでたく1号と自分が結ばれるんだけだ。
女子達「うん!」
級友の女の子達は口々に仲が良さそうだった事をミチ子に伝える
女子A「この間 出来杉くんの家からパー子さんが出て来るのを見たの」
女子B「公園で2人が語り合ってるのを見たわ」
女子C「2人が手を握り合って パー子さんが涙ぐんでるのを見ちゃったの
あれは愛の告白を受けたからよ」
ミチ子は満面の笑みを浮かべてガッツポーズをとる
ミチ子「これでパーマンは私のもの」
そばで聞いていたミツ夫はなんだか面白くない なんでだかわかんないけど とにかく面白くない
2号とパトロール中の1号が隣町の方までパトロールすると出来杉の家を通る
1号「なんで普段来ない方までパトロールするのかって?いいじゃん たまには」
と2号の問いに口をとがらせながら答える1号 その2人の目に 出来杉宅からパー子が出てくるのが見える
2号「ウッキャ」
パー子を見つけて彼女の所に飛んで行こうとするブービーのマントをつかむ1号
出来杉「じゃあ また」
パー子「ええ じゃあ」
と2人は両手を握り見つめ合っている 端から見ても尋常な仲ではない
そこへバッジの呼び出し音 パーヤンからだ
パーヤン「みんな手伝ってんか? 養鶏場の鶏が逃げて大変なんや」
パーヤンは鶏に追われて四苦八苦しながらバッジでみんなに呼びかける
下にいたパー子が上空にいる1・2号を見つけると飛んでくる
パー子「ちょうどよかったわ パータッチで行きましょう」
と手を出すパー子の手をはらいのける1号
1号「パー子と手なんかつなげるかい!」
とブービーの手をつかむ1号 パー子も怒ってブービーの反対側の手をつかむ
パー子「何よ!」
2号「ウッキャァ〜」
両方に引っ張られて可哀想な2号
事件解決後 空を飛び先に帰ってしまう1号 その1号をミチ子が自宅へ誘う
ミチ子「パーマン ケーキがあるのいらっしゃらない?」
いつになく甘い声と態度のミチ子 1号は出されたケーキとジュースにパク付くが
ミチ子の言葉や仕草にまったく気が付かない
ミチ子「あのねパーマン 私前から パーマンの事・・・」
モジモジしながら言うミチ子 1号はカバ夫とサブにプレゼントをもらい
社六と楽しく話し 出来杉と見つめ合い手を握っているパー子を思い出していた
1号「なんだいパー子の奴!」
ミチ子「え? あ、だから、、、もうパー子さんの事は大丈夫でしょ だから私たち・・・」
1号「そうさ!パー子なんか ヒステリーのでしゃばりのお転婆の!!」
ミチ子「そ、そうよね・・・」
あっけにとられるミチ子 1号はケーキを食べ終わると空へ飛んで行ってしまう。
ミチ子「あ、パーマン」
その頃、パー子はパーヤンに事情を説明していた。
パーヤン「いや〜 しかしパー子はんも罪な女やで」
とニヤニヤしながら飛び去っていった1号の事を言うパーヤンに なんの事だかわからないパー子
パー子「なにがよ?」
パーヤンはここ数日のパー子の男付き合いの事を言われて笑いながら答える。

まず カバ夫とサブ
カバ夫「あの〜 これをスミレちゃんに渡して欲しいんだ」
サブ「あ、これはそのお礼にパー子さんに・・・」
と2人から貰ったプレゼントはスミレファンの贈り物として渡されたものだった

パーヤン「ほいで、社六くんは?」
パー子「推理小説(女性物)を社六くんに貸してあげたの 名探偵になるなら
女心を理解しなきゃね」
パーヤン「はぁ なるほど」
パー子「少しは分かったみたいよ 女心と事件の関係が」
2号「ウッキャ?」
パー子「ああ、出来杉さんね・・・あれは・・・」
と顔を赤くするパー子

こちらはコピー ユキちゃんとデート中です
コピー「へ〜 そうだったんだ〜」
ユキ「ええ パー子さんは出来杉さんに1号の事を相談してたの」
ユキと出来杉くんは水泳教室で一緒の顔見知り プール教室の帰り道 自転車で転んでしまった出来杉 かすり傷だが自転車を押して隣町まで帰るのは大変だ その時 通りかかったパー子をユキが呼び止める
ユキ「あ、パー子さん助けて」
パー子「どうしたの?」
出来杉のすりむいたひざにポケットからだしたハンカチで手当し 自転車ごと彼を自宅まで送っていく
パー子 ついでだからとユキも送っていくことにする。
ユキ「ありがとう 私まで送ってもらっちゃって」
パー子「いいのよ ミツ夫(コピー)さんの大事な人ですもの」
ユキ「や〜ん」
と赤くなるユキ(かわいい)
出来杉「ありがとう パー子さん 君みたいなガールフレンドのいる1号がうらやましいよ」
パー子「あら〜・・・でもそんな事ないのよ 1号ったら」
と少しふせ目がちになるパー子を出来杉が慰める
出来杉「ボクでよかったら相談にのるよ」
パー子「ありがとう 実は今日も喧嘩しちゃって・・」
と その日から何回か 彼とパー子は合って話しをしたり 一緒に遊んだり
した。そしてちょうど今日も・・・

出来杉「そうか・・・でも1号の気持ち ボクもわかるな」
パー子「そう?」

パー子は先日の大喧嘩のいきさつを出来杉に話す
泥棒を追いかけている1号 もう少しと言うところで1号は足下にあったヒモにつまづいて泥棒を逃してしまう ピンチを救ったのはパー子 泥棒は彼女の手で捕まえられ一件落着したものの、1号はパー子の行動を非難する
1号「でしゃばり!ボクが捕まえるところだったんだぞ」
パー子「なによ!助けてあげたのに」

パー子は出来杉になおも話しを続ける
パー子「この間なんかも・・・」
落盤事故で救援活動をしている時 1号の頭上に落ちてきた岩石を
パー子は受け止め あやうい所を助けた その時も1号はパー子にお礼を言う所か
1号「お転婆パー子!とっても女に思えないや」
パー子「もう!助けてあげたのに〜!!」
パー子にしてみれば1号を思ってやったことなのに なんで悪口を言われるのか全く
理不尽きわまりない。

出来杉「好きな子にはカッコイイ所を見せたいのさ」
パー子「そうかしら」
出来杉「そうさ 1号はパー子さんの事きっと好きなんだよ」
パー子「そう思う?」
出来杉「うん 自信をもっていいよパー子さん」
と手を握る出来杉 パー子は彼の手をとり見つめる そのすぐ後パーヤンからの呼び出し 空に行くと1号と2号がいた。

コピー「早くミツ夫くんに知らせてあげなきゃ」
と家に帰るコピー 1号は未だ空を飛びながら怒っている
1号「なんだい!パー子なんて〜〜〜!!」


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